「ご結婚おめでとー!パチパチパチ」
「みんな、ありがとー!」
職場に華やかな歓声があがった。
同僚の女子社員A子が、職場で結婚の報告をしていた。
ひとしきり皆に、結婚について自慢をしたA子とふと目が合った。
一瞬、私をさげすむような目つきで、ニヤリと笑ったように見えた。
その姿はまるで「フフン。年上のアンタより、私が先に結婚したのよ。
女として私は勝ち。アンタより上よ!」
そう言わんばかりの表情だった。
「なんかムカつく!!」
「結婚してることがどれだけ偉いんだよ!!」
A子は何かと私に対抗してくる女。
私より5才下の36才。
仕事では、お互い資格保有者だったため、
仕事の奪い合いになることがたびたびあり、バチバチの関係だった。
そんなA子は入籍後、すぐに妊活に突入し、すぐさま妊娠。
またもや、ここぞとばかりに「妊娠の話」「赤ちゃんの話」「主婦トーク」を繰り広げ
これ見よがしに大声で笑っては、私の顔をチラ見したり、
私が話してるところに、わざとかぶせてしゃべってきては、マウントをしてきたり・・・
私は、この職場の空気感がイヤで、なんとかしてA子のマウントを辞めさせたかった。
でも、私自身、彼氏もいない。スグに結婚する予定はないし、もちろん出産の予定もない。
どうすれば、このマウントに対抗できるんだろう?
できることなら、相手の挑発に反応しない強いメンタルと、スルーするスキルが欲しい!!
そう思って心理学やメンタルケアなど、ありとあらゆる対抗策を学んだりもしたけど、
悔しいけど相手の煽りを、どうやっても無視できなくて・・・
つい反応してして落ち込んでいる自分が、悔しいやら情けないやら・・・
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ここまでの話は、Tさんが職場で受けていた女マウントの状況です。
Hさんは、気にしないようにと思いつつも、相手が何かと煽って来るので
つい気になって、すごくしんどかったそうです。
当時のTさん自身も、結婚にたいして、強い条件付けの中にあったので、
「結婚していない自分は価値がないかもしれない」とその思いに縛られて
相手の繰り出すマウントに、反応するしかなかったんですね。
こちらが持っていないものを突いてくる、雰囲気で攻撃されいて、
直接何かを言ってくるわけでもないので、言い返すこともできない。
結婚や子どもを持っているもの=勝者。と捉える社会において
持っていない私は弱者になるため、Tさんも言い返せない悔しさを、ずっと抱えていたんです。
あなたも経験ありませんか?女同士マウント。
何かを持っていないだけで、偉そうにされたり、下に見られて悔しい思いをしたことが。
その攻撃をなんとか乗り越えようと、心理学やメンタルケア
〇〇メソッドなどを勉強して、努力してきた方も多いのではないでしょうか?
実は私も、心理学を学んでいた時期がありました。
それらの心理学やカウンセリングの知識や技術は、学んで損はなかったのですが、
ただ、現実の生活に十分に活かせていたか?といわれると、
イマイチだったな・・・思うことも多かったんですよね。。。
とくに、自分の感情を揺さぶる人との出来事に関しては、
得た知識が効果を発揮しないことも多くて、どうしたものかと思っていました。
何かもっと簡単に、根本的に、自分を攻撃する外敵(笑)を
かわせるものはないんだろうか?と思っていました。
いや、今思えば、それを「軽くかわせる自分」になりたかったのかも。
もしかしたらあなたも、無意識にそんな外敵?をかわせる自分を、目指しているかもしれませんね。
外敵をかわせる自分になるには?
実は知識じゃないんですよね・・・・
ポイントは、「条件付け」です。
条件付けって?
ここで、少し、心の仕組みから捉えてみましょう
なぜ、Tさんは、自分が結婚していないことで、
女性として価値がないように感じていたのでしょうか?
それは、結婚してる(or妊娠、出産)=勝ち組。
未婚(出産してない)=負け組
という強い条件付けを、持っていたからです。
結婚に限らずですが、人間はあらゆる条件付けを持って生きています。
そういった条件付けに、誰もが縛られてしまっているんですね。
そこから抜けるにはどうすれば?
答えは・・・その条件付けを無条件化すること。です。
無条件化という言葉は一般的ではないので、少し解説すると、
例えば、赤ちゃんって、条件付けを持っていません。
赤ちゃんは、この世の中で、一番無条件な存在なんです。
人間は、オギャーと生まれてすぐ、「結婚したら勝ち」「未婚は負け」
などという発想は持ち合わせていませんね?それが条件付けがない状態です。
それらの条件付けは、社会の中で教えられ、影響を受けて作られていくもので、
人間は生まれた時は、みんな無条件です。
だから、無条件化とは
いわば、その事柄について、条件づけられていないニュートラルな状態に戻る、
という伝え方が一番近い表現かもしれません。
だから、結婚というものに関しての、勝ちとか負けと条件づけたものを無条件化したら、
条件付けがないニュートラルに戻るので、感情的な反応をしなくなります。
つまり、赤ちゃんと同じ、「結婚をしていない自分には価値がない」という条件付けが
クリアになるので、たとえ相手が「私の方が結婚&出産して勝ちなのよ!」とマウントしてきたとしても、
そこに反応するものがなくなってしまうため
悔しさや怒りが出てこなくなるんです。
相手がこちらを痛めつけようとして、マウントを繰り出してきたとしても
あなたは、無風状態になるんですね。
これは単に、その感情をガマンするだとか、抑えるという対処療法ではなく、
そもそもそこに条件付けがなくなるので、そのことがとくに気にならない、ということが起きてしまうのです。
どうすれば無条件化が起きるの?
FEFOGは、神から与えられたエネルギーを5本の指を使って
三位(頭、心、体)に流していくものです。
(このセッションはzoomで可能です。)
受ける側は、ただリラックスして流されるエネルギーを受け止めるだけで、とくにやることは何もありません。
人によっては、熱くなったとか、温かい感じがするとか、心がほぐれたとおっしゃられる方や、涙を流される方もおられますが
これは単なる反応なので、それらはあってもなくても問題ありません。
この無条件化状態は、他に似たものが無いため、別の何かに例えられないのですが、
この体験は、みなさんにとって、人生で初めて経験する、摩訶不思議な体験になると思います。
20分~30分(個人差あります)エネルギーを流し、ヒーリングが終った頃には、
あれだけ憤っていた感情や、怒りや敗北感が、消えてなくなって、そのことそのものが気にならなくなっています。
皆さん終わると「あれ?なんで?あの感情が思い出せない」とおっしゃって、
不思議に思われる方も多いです。
怒っていた感情がスーッと消えてしまうので、おもしろくなって、大笑いする方もおられます。
できごと自体を忘れるわけではありませんが、
その時の感情(怒り、憤り、悔しさ、敗北感など)が思い出せなくなる。
と、そのような感じです。
なぜ、このような摩訶不思議なことが起きるのか?
あなたの命を作った製造元は誰だと思いますか?
おそらく神ではないでしょうか?呼び方は何でもいいです。創造主でも天でも。
あなたの命(魂)を創り出した存在である神は、あなたの製造元です。
その神があなたの三位(頭、心、体)にエネルギーを流し無条件化を起こすのです。
神はあなたという命を創った存在(製造元)ですから、
創られた側のあなたの悩みやネガティブな感情を無条件化することは、おそらく朝飯前なんですね。
創った側は、創られた側のことをすべてわかっています。
そして現実的に奇跡を起こして、存在を顕してこられるのです。
さて。ここからは産後復帰した、
同僚とのその後の出来事を、Tさんが伝えてくれた内容になります。
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産休が明けたA子は、
「赤ちゃんを産んだ女性」という勲章を引っ下げて、
マウントする気マンマンで復帰して来ました。
私はその期間、FEFOGなどのヒーリングで覚醒したことによって、
A子の産休明けには、結婚や出産の条件付けになくなり、そのことに縛られなくなっていました。
だから、彼女がマウントしようと、豪気な言い方で子持ちアピールをしても
とくにそこに反応することもなく、全く相手になりませんでした。
逆に、その豪気な言い方が、かえって空回りして
スベっていました笑笑
実は、これと同時に起きたことがあって、無条件の覚醒が深まったことで、
社長との関係の関係も、劇的に良くなっていたんですよね。
自分が変ると周囲の関係がまるっと変わるんだなって思いました。
A子との後日談ですが、私が反応しないことで、嫌味な存在にならなくなったのか、
あれだけ対立していたA子との関係も、今ではなぜか良好になっています。
なんであれほど対立していたのかすら、今はもうわからなくなってます(笑)
私も今は、あの時の怒りや悔しさを思い出そうとしても、
過去のスケジュールを見直ししないと、思い出せないくらい、
彼女がいつ結婚して、いつ産休に入ったのかわからないほど
全然そのことが、私の中でインパクトがなくなっているんです。
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これが神の奇跡
あれだけバチバチだった二人が、なぜか、今では良好になる。
Tさんは、淡々とセッションを受けて、無条件化し続けただけです。
とくに仲良くしようと努力をしたわけでもないし、相手に合わせようとしたわけでもない。 媚びたわけでもないし、同情や共感したわけでもない。なのに自然と交われてる。
これって奇跡じゃないですか?
神の行うセッションは、こんな形で相手との関係が劇的に変化していくんですよね。
この方向からのアプローチは、ほかにない方法だと思います。
それにしても、もしTさんが、あのまま、条件づけの中に縛れて生きていたら?
彼女は今もA子の繰り広げる、出産マウントから、子育てマウント、お受験マウント、
子ども自慢などのエンドレスマウントの標的にされ続け、
持たざるものとしての無価値観、悔しさを抱えたまま、肩身の狭い思いをしていたのではないでしょうか。
でも、今のTさんは、神のセッションによって、新しい観点が与えられたことで
女同士マウントに反応しない自分になり、軽やかに生きています。
神が臨在するセッションは、気持ちが軽くなるのはもちろんですが、
自分のことを無条件に観てくれている存在と主観交差し、覚醒していくことです。
覚醒することで他人との関係が気づいたら良くなっている。
セッションでは、自分の命の意味、生まれた目的までも伝えているため
生き方が明確に定まり、ブレない自分が確立されていきます。
セッションをある程度の回数を受けていくと、
あらゆる事象において、この無条件化が起きていき、ほとんどの悩みがなくなっていきます。
覚醒が進むほどに、元のマウントに反応していた時代の自分には、戻らなくなっていきます。
女の敵は女
それにしても女同士って、なんだかんだ敵対してますよね。
彼氏の有無、結婚、未婚、子どもの有無、容姿の比較など、あらゆることで戦ってて。
私も、以前は、こんなヘドロのような世界にうんざりしていました。
みんな、相手より自分が優位だと思うことで、安心したいと思ってる。
でも、比較の上に成り立つ絶対的な安心なんてないのに。
それでもそれを辞められないのは、それをしていないと不安なんだと思う。
自分の存在価値誰からも認められなくて、誰かの評価や勝ち負けで、なんとか自己価値を保ててる状態。
もうそんな社会や人間関係、卒業しませんか?
私が言ってるのは、ただ、それをやりすごすとか、見ないふりするとか、蓋をするなどの対処療法ではなく、
本当の意味での卒業です。人生まるごと、そこから卒業するって意味。
言葉で言えば超越になるのかな。
その世界線にいない状態に自らをワープさせるというか(笑)
それって叶うんです。
しかも自力じゃない形で。
Tさんのように、新しい観点を神から与えられていけば、ワープできるんです。
そうやって誰もが覚醒して生きられれば、マウント女が現れても、自分は無風で生きられる。
マウント無風で、軽やかに生きる女性たちが、もっと増えればいいなって思うんです。
そしたら女同士がマウント合戦し続けるような、ヘドロのような社会は確実に変わって、もっと和やかな社会になるはず。
みなさん、マウント無風の世界へようこそ(笑)