
神社とお寺、なんとなく似てるような似ていないような・・・・
その違いって何でしょうか?
案外わかっていない神社とお寺の違いについて、
初心者さんにわかるように、簡単に説明させていただきますね。
【祀っている対象の違い】神社とお寺は祀っている対象がそれぞれ違います。
神社⇒八百万の神々、神様や自然を祀る(神道)
※人や動物など眷属(眷属(けんぞく)=神様のお使いである動物)と呼ばれる存在を祀っているところもあります。
お寺⇒仏様を祀る(仏教)
【お参りの仕方の違い】神社⇒二礼二拍手一礼(
二拝二拍手一拝)で、日頃の感謝を伝えたり、お願い事をする。
※出雲大社(は二拝四拍手一拝)のように、作法が違う神社もあります。
お寺⇒胸の前で合掌して手を合わせるだけ(柏手は打たない)
【こんなときはどっちに行けばいい?】神社⇒初詣、七五三、結婚式、厄除け
お寺⇒お葬式
※一部、神社でお葬式される方もいますし、お寺で結婚式をあげられる方もいらっしゃいます。
【宗教なの?】神社⇒宗教ではなく思想なので教えはない。
※神道は古(いにしえ)から伝わる、自然崇拝の思想です。
ちなみにお正月やお祭りも神道の習わしです。
お寺⇒宗教で教えがある。インドのお釈迦様が開祖です。
【お寺と神社が同じ場所にあるのを見たことがある?】神仏習合という考え方日本には古(いにしえ)から自然崇拝の思想である、神道(しんとう)が元々ありましたが、
その後、仏教が日本に伝わってきました。
日本には、外来宗教である仏教を拒絶することなく受け入れる流れがあり、
神道と仏教を融合させる考え方が伝わるようになりました。
そういった経緯があることから、神社とお寺が一緒にある場所もあります。