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お祓いって何をするの??



【古神道音霊(おとたま)祓いとは?】

幸粋開運鑑定事務所のメニューには、古神道音霊(おとたま)祓いというお祓いがあります。

このお祓い、祝詞(のりと)や古い言葉を奏上するため、

何をやっているかわかりにくいところがあろうかと思います。

お祓いで行っている内容を、なるべく簡単に誰にでもわかる言葉で、

解説していきたいと思います。

巫女鈴を使った音霊(おとたま)祓いは・・・・・・

まず、場と自分に対して心構えや気持ちをととのえる祝詞(のりと)を奏上します。

そのあとに、神様をお招きする準備の祓えをしていきます。

禊祓(みそぎはらい)いと大祓(おおはら)えです。

禊祓いは簡単なお掃除で、

大祓えは大掃除みたいなものと思ってもらえれば、わかりやすいと思います。

つまり祓えとは、言葉(言霊・ことだま)によって、「場」を浄化(大掃除)するんです。

理由は、神様をお招きするにあたり、場が清浄でないといけないからです。

大掃除のあとも、秘伝のものをいくつか使って、何度も何度も場を細かく掃除します。

とにかく清く清く、神様をお招きする前には、何度も清めていくんです。

それでようやく清まったという頃に、

神様に降りていただくための、密呪をあげさせていただき、

ようやく神様に来ていただきます。

このとき来ていただく神様は、だいたいは地元の産土様(うぶすなさま)です。

神様に来ていただいたら、次に神様を讃(たた)える祝詞(のりと)を奏上します。

わかりやすくいうと、素晴らしい神様がいらっしゃって尊いです。とてもありがたいです。

というような感じの内容の歌を唱えるんです。

こうしてまず、来ていただいた神様に喜んでいただくんですね。

人間でも

「ようこそいらっしゃいました。あなたを心待ちにしていました。
来てくれてすごく嬉しいです。大変ありがたいです。感激しました!!」

と訪問した開口一番言われたら?

悪い気はしませんよね。

神様も同じなんですよね。

お招きして来てくださった神様を、祝詞(のりと)で丁寧に讃(たた)えていきます。

そうして、神様が良い気持ちになられた頃に、

神様の祓(はら)えのお力をお借りしながら、巫女鈴を使って場を祓っていきます。

東西南北を順に鈴(の音霊)を使って、鈴を鳴らしながらお祓いをします。

そのときも、密呪を唱えて祓います。

それが終わったら、

神様に帰っていただくための祝詞を奏上して、神様に帰っていただきます。

と、これでだいたい完了です。

神社でも巫女さんが舞を舞っておられますが、

あの舞も、神様に喜んでいただくための舞です。

お願い事をする前に、まず神様に喜んでいただき、

それからお願い事をお伝えします。

喜んで頂いてから、お願いしたり、お力を貸していただくと、

神様も喜んで人のために祓いや願い事を叶えるようにと、進めてくださると思います。