1. ハンデのある人はかわいそうなのか?
 

ハンデのある人はかわいそうなのか?

2014/07/07
友人のカフェのお祓いを終えて、テスト営業に参加してきました。

友人のカフェは、障害者や引きこもりの方が自立して働ける場を作りたい、

という思いからオープンしたお店です。

私は彼女が、本当に彼らのことを思っていることが素晴らしいと思いました。

福祉制度に頼らずとも、自立して利益をあげていく、その志は本当に彼らを思っていないと浮かばない発想です。

障害者を雇っているところは、福祉制度を活用しているところが多いという印象が私にもありました。

というか、そうするしか方法がないのかな?と思っていたのです。

その世界のことをよくわからないので、余計かもしれません。

でも、本当に彼らが自立することを考えるなら、他のお店と同じく、

しっかり利益を出してやるべきなんですよね。

小笠原さんの考えは、以下のページで読めます。

小笠原恭子さんマイストーリー
http://ameblo.jp/officekawamoto130917/entry-11812629551.html

彼女がいうように、福祉援助に頼る限り、そのルールにふりわまわされます。

ちゃんと利益を出し、当たり前の仕事をしていけば、援助に頼らない分、自分の足で立っていけます。

それはもしかしたら、すごく大変なことかもしれません。

でも、本当にそのようにできれば、彼らは自立して生きていくことができるんです。

それってすごく幸せなことなんじゃないでしょうか?

そんな風に考えたら、彼女はまるで母のようだなと思いました。

これを実現できるのは、母心があったからこそだなって。


さて、当日は、テスト営業ということで、ケーキや紅茶やコーヒーを頂きました。

友人はコーヒーを頼んで、私もコーヒーも頂きましたが、

温度かぬるいとか、苦いとか、薄いとか、容赦なく伝えました。

障害者だから遠慮して言わないとか、引きこもりだからとかって、特別視しませんでした。

よく、障害者の方のことを、かわいそうと言う方がいらっしゃいますが、私はそうは思いません。

彼らが真の自立を達成するためには、顧客が満足するサービスを提供しなければ、残ってはいけないんです。

障害者だからと特別視し、かわいそうだからと哀れみで来店してもらうような雰囲気では、

店は成り立ちません。また、このお店の志の意味がなくなります。

だから、お客としてダメなものはダメ、いいものは良いと伝えてこそプラスになると思ったのです。

もちろん、ハンデによりできないことがあるならば、そこは配慮する必要がありますが、

配慮することと、同情することはまったく別のことです。

本来なら、障害があろうとなかろうと、かわいそうな人など、誰ひとりいないと私は思うんです。

以前からずっと思っていることですが、

障害者をかわいそう、と表現したり、見たりすることに疑問を感じています。

人は誰かに対して「かわいそう」と口に出すとき、

心の中に相手を低く見てる気持ちがあるんです。

高みから相手を見てるというんでしょうか。

でも、自尊心があれば「かわいそう」と言われて嬉しくは思わないですよ。

世の中はまだ、誰かにたいして「かわいそう」と言ったり思ったりすることが、

何か「良いこと(あるいはそう言える自分は良い人)」という雰囲気が多くあると感じていますが、

それは相手にたいして、とっても失礼なことだと私は思っています。

一人の人として尊重していたら、ハンデがあることを「かわいそう」とは感じないはず。

実はこれは、私が大病をしてみてわかった思いなんです。

私自身が過去に「病気だからかわいそう」と言われたことがありました。

そのとき私は「私はかわいそうなんかではない!!」と強く思いました。

おそらくその方は、よかれと思って言ったのだと思います。

でも、哀れみを含むその言葉は、傷つくことはあっても、励まされはしませんしまったく喜べません。

病気に負けずに頑張ることは、かわいそうなことなんかじゃないですよ。

同じく、ハンデを越えて生きる姿も、かわいそうなんかではないんです。

私は、負けん気が強いですから、

かわいそうなどと、誰にも言われたくないし、言わせません!!(笑)

ですから、病気のことは人に言いませんし、詳しく話しません。

秘密にしてるわけでもないし、聞かれれば何でも話せますが、自分からは話しません。

ハンデがある人に「かわいそう」ということが「良いこと」だという価値観を持つ人が

まだまだ多い世の中で、それをいちいち「かわいそうじゃないです!!」と言って回ることが面倒なんです。

最初から事情を話さなければ、その哀れみをたっぷり含んだ嫌な言葉を聞く機会もありませんから。

ここにも初めて書きますが、私は障害者手帳を持っていて一級です。

一級は一番重病なランクです。

私の場合、内臓の障害ですが。

ですが私は、哀れみは求めてません。

かわいそうだからという理由で関わってほしくありませんし、

哀れみをウリにして、応援をもらう気も一切ありません。

日本人は、お涙ちょうだい的なことが好きな面があるので、哀れみはウリになるんです。

でも私は自分の生き方として、その生き方は選びたくないなと思っているんです。

ハンデがある中、それをあえて表現せずとも、

努力し続ける姿は、自然に伝わるのもがあるだろうと思っています。

自分の生き方を見てもらって、判断してもらえば良いと考えているんです。

人の生き様って、たぶん亡くなったときわかるんだと思うんですよね。

生前言わなかったこと、言わずにしていたこと、見えない努力の数々も、

いずれわかる日が来るだろうと思っています。

自分自身が人生の最後に、これで良しと思える生き方ができれば、本望かなと思っています。

だいぶ話は飛びましたが、

その人に自尊心がある限り、かわいそうと言われたくないはずです。

ですから、私は、障害者だからとか、引きこもりだからという理由で、

かわいそうとは思いませんし、特別視したり、腫れ物に触るような関わり方はしていません。

ハンデはハンデとして配慮はしますが、

どなたにも、同じ態度で接することが、相手を尊重することだと思っています。

話を戻しますが・・・彼女のお店は、彼女が母のように彼らを見守っているので、

とっても居心地が良いんです。障害者だからという特別感は一切ありません。

私はそれがすごく良いと思うし、だからこそ応援したいと思っています。

お店のホームページがまだできていないみたいなので、

住所とフェイスブックページを記載しますね。

7月7日からオープンです。

メゾン・ド・イリゼ
〒590-0027
大阪府堺市堺区榎元町6-6-4
JR阪和線・南海高野線 三国ケ丘駅 東口より北へ徒歩5分
電話 090-4564-3221
フェイスブックページ⇒★★★